X-guide(Xガイド)
とは

X-guide(Xガイド)は骨の深層部まで可視化し、埋入ポジション「位置・角度・深さ」をリアルタイムで確認ができる医療ガイドシステムです。
そのため、デジタル画面上でプランニングした位置と正確に同じ位置に、リアルタイムで確認しながらインプラントを埋入することができます。

X Guide animation
de Nobel Biocare

テクノロジーと技術は
患者様の
満足度のために

患者様のお口を健康にして、日々の暮らしの満足度を高めたい。
そのために当院が目指すのは「その治療での最上級」です。

この強い想いから当院では、手術のクオリティに直結する医療機器・設備にもこだわり、それが患者様のためになるのであれば積極的に導入・グレードアップしていきたいと考えています。

これまでの患者様とのカウンセリングを通して、インプラントの手術を検討している方の中で、術後の痛みや腫れ・後遺症といったリスクに不安をもつ方が多くいらっしゃると感じていました。
このシステムの導入により、これまで以上に患者様に安全性の高いインプラント手術を受けていただくことができる上、施術箇所や開口の問題でこれまでインプラント手術を受けられなかった方にも手術の適用が可能となります。

料金表

インプラント手術で

X-guide(Xガイド)を
使用するメリット

  • 現在のすべての手術法の中で、
    一番正確な
    インプラント手術
    ができる

    (2021年1月現在)

  • 歯ぐきを切らずに手術できるため、
    痛みが出にくい
    傷の治りがいい

    (稀に歯茎を切開して手術する必要が
    ある場合もあります)

  • リアルタイムで
    3DCT画像

    確認

    骨の状態や神経を見ながら、
    より安全な施術が可能

  • サージカルテンプレート(※)
    不要

    ※インプラント手術時のガイド用マウスピース

術後の痛みや腫れ、痺れなどの
後遺症のリスクを軽減

MERIT 01

術後の痛みや腫れ、痺れといった症状の多くは、インプラント埋め込みの角度・位置のズレや、血管や神経を傷つけてしまうことで起こります。
従来の方法では、CT検査、シミュレーション、サージカルテンプレートという手術時のガイド用マウスピースの作成、といった多くの工程が必要でした。そのため、それぞれの工程で少しずつ誤差が生じてしまい、その結果、積み重なった誤差によって歯茎や骨の中の血管や神経を傷つけてしまう可能性があります。
また、マウスピースが術野を狭めることで医師のフリーハンド手術の精度が落ちますし、マウスピースのたわみにより埋め込みの角度のズレが生じることもあります。
X-guide(Xガイド)を使用した手術の場合、リアルタイムで3D-CT画像を見て、骨の中の血管や神経まで確認しながら正確な手術を行うことで、リスクを軽減することが可能です。

最も正確な
インプラント支援手術法

MERIT 02

X-guide(Xガイド)を使用しての手術は全てのインプラント手術の中で最も正確な手術方法です。
フリーハンドでドクターが行うインプラント手術は誤差が多いため、基本的には全ての症例で『3Dガイデッドサージェリー』を当院では行っていますが、「サージカルテンプレート」と呼ばれる厚みのあるマウスピースを作成した上で、その上からインプラントを埋める必要がありました。
マウスピースには厚みがあるため、使用するドリルもその分長いものを使用する必要があります。そのため、マウスピースを使用した従来の方法では治療したい箇所の上下に大きな空間が必要となり、お口が大きく開かない方や奥歯の治療は困難なため、手術を適応できない場合がありました。また、ドリルによって骨を削る時にどうしても熱が出るので注水下でドリリングを行うのですが、マウスピースに邪魔をされて上手く冷却ができず、術後の痛みにつながることがありました。
X-Guide(Xガイド)を使用した場合、マウスピースが不要なため、お口が開きにくい方や奥歯を治療したい方に対応できる可能性が高くなります。

治療までの準備期間を
大幅に短縮

MERIT 03

X-guide(Xガイド)による3Dダイナミックナビゲーションにより、従来の治療では必須だったサージカルテンプレートの作成が不要になりました。
そのため、治療までの準備期間を大幅に短縮することが可能となります。

従来の手術との違い

従来の手術との違いの表

オールデジタル化による
メリット

歯の型取りを含む全ての工程をオールデジタル化。最新機器を使用したり、どんな名医が携わっても、各行程でわずかながら誤差が生じます。1つ1つの行程の誤差は小さなものでも、行程数が増えれば増えるほど誤差は積み重なり大きくなります。

X-guide(Xガイド)は行程数が少ないため、誤差が生じる場面はほぼありません。そのため準備段階の行程を少なくすることと、各工程でのアナログ的な誤差(型取りによる変形、石膏が固まることによると変形、読み取り時の誤差、サージカルガイドの変形とたわみと固定源のズレ)がなくなることとデジタルデータのデータの正確性により、より精度の高いインプラント治療を実現することができます。

3Dプランニングによる

正確な
シミュレーション

CTからとった歯と骨のデジタルデータと、歯型(オーラルスキャナー)から取った歯と歯茎のデータをマッチングさせることにより、
パソコン上に完全な状態で患者様のお口を再現することができます。
これによりインプラント手術をパソコン画面上で仮想で行うことが可能になります。

シミュレーションstep

X-guide(Xガイド)を使用した

インプラント治療の
流れ

  • STEP 01

    カウンセリング

    症状やご状況を丁寧に伺い、どういった治療方針にするかを対話しながら決めていきます。
    ご不安な点やご質問がございましたら、お気軽にお教えください。

  • STEP 02

    各種検査・CTスキャン

    各種検査・CTスキャンによって、口腔内のデータ収集をいたします。

  • STEP 03

    解析・シミュレーション

    収集したデータを解析ソフトウェア上で治療計画を組み立てます。

  • STEP 03

    手術

    治療計画に基づき、X-guide(Xガイド)を使用してリアルタイムで3DCTを確認しながら手術を行います。