ドライマウスの治療
DRY MOUTH TREATMENT
北梅田の小児歯科・インプラント・審美歯科・口臭治療の歯科医院(歯医者)
DRY MOUTH TREATMENT
渇きを根治する
ドライマウスの治療
「口が乾く」「舌がヒリヒリする」「腫れている気がする」「唇や口角が痛い」「味がわかりづらい」これらはドライマウスの主な症状の例です。
見ためには異常がないことが多い上、原因が様々で診断が難しいため、医師の診察を受けたにも関わらず、治療できずにお悩みの方がよく当院へ来院されます。ドライマウス(口の渇き)は軽視されがちですが、放っておくと口内環境が悪化し、口臭につながる他、歯周病やむし歯、味覚障害、口腔カンジダなどのリスクが大幅に高まってしまう、実は恐ろしい病気です。そして、ドライマウスは専門家による適切な治療を行わなければ、根治できません。下記のような症状を感じた方は、ドライマウスの治療が可能な当院へご相談ください。
55,500円(税込)
(保険診療は適用外です)
ドライマウスによって
引き起こされる病気
口腔内が乾き、唾液が少なくなると、唾液による洗浄作用が弱まり、食べカスの残りや菌が増え、口臭の原因になります。
唾液が減少すると、虫歯になりやすくなるだけでなく、細菌に対する抵抗力が弱まり、歯周病の悪化にもつながります。
口の中が不衛生になることや、乾燥してひび割れたり、免疫力が弱まることで、お口の中や周りが炎症を起こしてしまうこともあります。
舌が痛い、ヒリヒリする、腫れているような気がする、などの症状がある場合は「口腔カンジダ症」を疑います。真菌薬による治療が必要な病気です。
- 原因検査・診断 -
ドライマウス自体は病気ではありません。糖尿病、腎臓疾患、薬剤の副作用、ストレス、老化など、さまざまな原因により、唾液が減ってしまうために起こります。当院では機械による「精密検査」でドライマウスの症状をしっかり把握し、カウンセリングでその原因を多角的に判断します。
決められた時間でどれだけの唾液が出るかを調べます。健康な成人の場合、唾液は1日に平均1.5リットルほど分泌されます。
唾液の量は、「食べ物を早く洗い流す」「歯の質を強くする」「抗菌作用の働き」などの力に関わってきます。
5分間で、どれだけの唾液が分泌されるかを測定します。
唾液緩衝能とは、口腔内のpHに変化が起きたときに、唾液が口腔内を正常な範囲に保とうと抵抗する働きのことを言います。
わかりやすく言うと、食べた後に歯が溶けやすい酸性に傾いた環境から中性に戻す力の検査です。
唾液を試験用ストリップ上に落とし、変化した色の具合で緩衝能を調べます。
ストレスや心理的不安、緊張による唾液の分泌量の減少、鼻づまりなどが原因の口呼吸による乾燥、その他、抗うつ剤や鎮痛剤の副作用など、ドライマウスを引き起こす原因は様々です。検査だけではなく、カウンセリングから患者様のドライマウスの真の原因を引き出し、確実な治療につなげます。
- 治療方法 -
ドライマウスを改善するためには、その場の対症療法だけでなく、ひとりひとり異なる原因によって対策を行い、唾液の分泌量を増やしていくことが大切です。そのために、当院では、お一人お一人の原因や体質、生活習慣などに合わせて、内服薬や漢方薬の服用、唾液腺のマッサージ指導を行います。
塩酸セビメリン
内服薬による治療法です。ドライマウスには唾液腺を刺激し、唾液分泌を促進する塩酸セビメリンのお薬が有効です。
漢方薬
漢方医学では、古くから口の渇きを重視してきました。一般に口の渇きが激しいタイプには、石膏(せっこう)を用います。口の渇きが軽いものには人参、知母(ちも)、地黄(じおう)などの滋潤剤の入ったものを用います。
唾液腺マッサージ
唾液戦は筋肉に囲まれており、筋肉が動くことによって刺激を受けて唾液を分泌します。唾液腺のマッサージサロンを行ったり、毎日の食事でよく噛むことを意識すること、それ以外にも唾液腺を刺激するガムやキャンデーも効果的です。
口腔の乾燥症状を改善するための処置は、口腔粘膜の積極的な保湿が中心となります。まずは洗浄液や保湿ジェル、人工唾液による対症療法を行います。
保湿剤入り洗口液
いわゆるマウスウォッシュです。保湿剤が入っていて、口をゆすいで使用します。これ以外にも、口の中にスプレーする保湿スプレーや、口の中に塗って使用する保湿ジェルが効果的です。どれも日常的に手軽にご使用いただけます。
人工唾液
足りない唾液を補うためには水や人工唾液を口の中に定期的に噴霧する対症療法でその時の不快感を和らげることができます、ですが、口腔粘膜の上では水分がとどまりにくく、効果は一時的なものです。
ドライマウスでお悩みの方は、口腔環境の悪化による口臭や、虫歯・歯周病を併発している場合が多いです。そうした疾患の悪化を防ぐため、歯科的な治療を並行して行っていきます。口臭、虫歯、歯周病、入れ歯ケアを行い、丁寧にケアしていくことで、ドライマウスによる症状の悪化を食い止めることができます。
ドライマウスになると唾液の自浄作用が働かなくなるため、口腔内に汚れが溜まりやすくなり、口臭が悪化する原因になります。マウスウォッシュの使用やブラッシングなどによる、クリーニング・口臭ケアも指導させていただきます。
唾液には、口腔内の汚れを洗い流して衛生を保つ作用があります。そのため、ドライマウスになると口腔内の衛生が維持できなくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。もちろん虫歯・歯周病についても当院で治療可能です。検査を行い、治療が必要な場合は並行して治療を進めていきます。
唾液が減少し、お口が乾燥することにより入れ歯が不安定になる場合があります。ドライマウスの治療による改善が第一ですが、ドライマウス保湿装置のついた入れ歯への変更も有効です。気になる方はまずはお気軽にご相談ください。
当院では、ドライマウスの原因をきちんと特定し、適切な治療を行うだけでなく、再発を繰り返さないよう、自宅でできるセルフケアの指導を行っております。辛い症状でお悩みの方も、日々の生活の中で少しずつ気を付けるだけで、改善が見られる方もいらっしゃいます。
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