院長紹介

- 院長 -

芳本 武TAKESHI YOSHIMOTO

初めまして。北梅田ロワイヤルおとなこども歯科の医院長の芳本武といいます。当院は設備に関しては関西でも屈指の設備を誇る大学病院レベルの歯科医院になり、あらゆる患者様のニーズに対応できるようにしています。また、内装も患者様に落ち着いてリラックスしていただけるような空間と空気と音楽と香りにこだわっています。私の専門分野はインプラントの治療ですが、痛みの少ない麻酔と美容セラミック治療も得意とします。また、矯正治療、口臭治療、高級吸着入れ歯、アンチエイジング治療も行える総合歯科クリニックでもあるので、お子様からお年寄りまで幅広くご来院いただけたらと思います。
地域の患者様の健康だけではなく、人生を変えれるような寄り添える歯科クリニックにしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

院長の3つのポリシー

  • 「妥協なき治療」ではなく、「その治療での最上級」を目指します

    「妥協なき治療」とは最高の設備、材料、技術を追求した治療です。しかしすべての患者様がそれを望むとは限りません。これを押し付けることは「独りよがりの治療」です。
    患者様あってこその治療。その「声」にしっかり耳を傾けなければならないと私は考えます。
    患者様とのカウンセリングできまった治療に全身全霊をかける。これが当院が目指している「その治療での最上級」です。

  • 海外水準の高度インプラント治療を提供します

    アメリカの南カリフォルニア大学での留学や、世界最高のインプラント機関であるポルトガル・リスボンのMALOクリニックでの研修で得た最新技術や知識で、患者様にとっての最高の治療を約束します。特に、MALOクリニックでの研修は私のインプラント治療に大きく変化をもたらしています。

  • 総合クリニックとして当院の考え方

    北梅田ロワイヤルおとなこども歯科は普通の歯科医院のように虫歯治療などを行うだけではなく、一般歯科治療、インプラント治療、歯周病治療、美容セラミック治療、ホワイトニング、矯正治療、口臭治療、義歯治療、ドライマウス治療、お口のアンチエイジング治療、食育治療などを、一口腔単位で診させていただきます。
    それぞれの病態は一口腔でみるとすべて繋がっているという考えから、すべての専門知識の勉強にはかなりの労力と、また勉強を続けることが必要ではありますが、一口腔単位の治療にこだわっているため、日曜など休みを使って学会や勉強会などに参加して知識を深め、患者様に還元できるようにしています。歯のオタクなのかもしれないですね。(笑)

  • 経歴

    2004年 大阪歯科大学 卒業
    2004年 大阪歯科大学歯内療法科 入局
    2004年 うしくぼ歯科医院勤務先
    2007年 吉永歯科クリニック 勤務
    2010年 やまがた歯科デンタルクリニック 副院長
    2013年 南カリフォルニア大学 客員研究員
    2019年 大阪歯科大学インプラント科 所属
  • 所属

    • 国際インプラント学会 IS01 インプラント認定医
    • 歯科スタディーグループMDA 理事
    • 日本口臭学会 会員
    • 日本口腔インプラント学会 会員
    • 床矯正研究会 会員
    • 日本歯科審美学科 会員
    • 国際歯周内科学研究会 会員
    • ストローマンインプラント 認定
    • アンキロスインプラント 認定
    • オステムインプラント 認定
    • ITIメンバー
    • エクセレントブレスアライアンスクリニック
  • 認定研修(一部記載)

    2006年 牛窪敏博先生によるマイクロスコープ歯内治療コース受講
    2007年 『船越歯周病学研修会』ベーシック半年コース受講
    2007年 AAP(アメリカ歯周病学会)所属
    2007年 エムドゲイン認定コース
    2007年 井澤常泰先生によるマイクロスコープ歯内治療コース受講
    2008年 『船越歯周病学研修会』マスター半年コース受講
    2008年 吉永勉先生によるインプラントアドバンスコース受講
    2008年 韓国ソウルにてソウル大学歯学部教授 金鴻基先生によるインプラント骨移植コース受講
    2009年 カムログインプラントコース受講
    2009年 皆川インプラントアカデミー半年コース受講
    2010年 アンキロスインプラントセミナー受講。認定
    2011年 『船越歯周病学研修会』インプラントアドバンスコース受講
    2011年 歯周内科学研修会 生田コース受講
    2012年 本多正明先生による『咬合補綴治療計画セミナー4ヶ月コース』受講
    2012年 ストローマンインプラントコース認定
    2012年 本田式口臭治療コース受講。認定
    2012年 MDAにて『サイナスリフト』症例発表
    2012年 オステムインプラントコース受講。認定
    2012年 床矯正研究会コース受講。認定
    2012年 ティースバンク認定歯科医
    2012年 小児矯正「ムーシールド」コース受講
    2012年 テルナジャパン主催、顔面ヒアルロン酸注入コース受講。認定
    2012年 Drミネフル矯正セミナー半年コース受講
    2013年 アメリカ南カリフォルニア大学歯学部短期留学
    2014年 『筒井塾』1年間コース受講
    2014年 MDAにて『小児矯正治療と考え方』症例発表
    2016年 ストローマンインプラントコース認定
    2016年 白数明義先生による生理的機能咬合を考慮した矯正実習コース受講
    2016年 東洋医学研究会TAO 年間コース受講
    2016年 「3Mix-MP法」実習セミナーコース受講認定
    2016年 ドックスベストセメント法 実習コース受講認定
    2016年 下尾嘉昭先生によるストローマンPro Arch (All-on-4)コース受講
    2017年 MDAにて『前歯部インプラント再生療法のCTにおける考察、GEM21とリグロスを使った最新の再生療法』症例発表
    2017年 小児マウスピース矯正『プレオルソ アドバンスコース』受講
    2018年 ポルトガルリスボンにてMALO CLINICのザイゴマインプラント2日間コース受講(ザイゴマインプラントライブオペ)
    2018年 ポルトガルリスボンにてMALO CLINICのAll-On-4の3日間コース受講(ザイゴマインプラントライブオペ)
    2018年 東京でDr.MALOによるALL-ON-4即時加重コース受講
    2018年 ORC ザイゴマインプラントコース受講(安藤正実先生によるライブオペ)
    2018年 ポルトガルリスボンにてMALO CLINICとリスボン大学医学部主催の献体を使ったザイゴマインプラント顎顔面解剖実習3日間コース受講
    2019年 橋村吾郎先生による『All-on-4デジタルソリューション』セミナー受講
    2019年 アメリカ ハワイ大学で献体を使ってのザイゴマインプラント顎顔面解剖実習に参加
    2019年 マウスピース矯正 iGOコース受講
    2019年 インビザライン矯正コース受講
    2019年 SICATエアー 『無呼吸症候群』鑑別セミナー受講
    2019年 林揚春先生による『抜歯即時荷重インプラント。ルートメンブレンテクニック』アドバンスコース受講
    2019年 ストローマン 「ソケットシールドテクニック」コース受講
    2019年 大阪歯科大学インプラント科主催CEセミナー受講
    2019年 小濱忠一先生による『審美インプラント治療』セミナー受講
    2019年 ORC ザイゴマインプラントコース受講(安藤正実先生によるライブオペ)
    2019年 中山隆司先生による『前歯部抜歯即時インプラントライブオペ』セミナー受講
    2020年 ORC ザイゴマインプラント ALL-ON-4コース受講
    2021年 ORC ザイゴマインプラント ALL-ON-4コース受講
    2021年 ORC 安藤正実先生によるプライベートライブオペセミナー受講
    2021年 JACID インプラント学会認定100時間コース受講

医院長インタビュー

歯内療法を経験して、インプラントの重要性に気づく

歯科医師をめざした理由を教えてください。

父が歯科医院を開業しているため、小さい時から父の働く姿を見て、自分もやってみたいという気持ちや、後を継いでいこうという思いがあったんです。ただ、最初は農学部に行ってバイオ工学を学びたいと考えていました。祖父が農業をやっており、一つのことを突き詰めていくことが好きな自分の性格にも合うと考えていました。結果的には歯科大学に進んだのですが、そこでも突き詰めるという姿勢を生かせたと思っています。

歯科大学卒業後は歯内療法科に入局されたそうですね。

歯内療法科は、神経を抜くなど顕微鏡を使って歯の中を診る診療科です。今でこそ顕微鏡のある歯科医院は増えましたが、当時は非常に希少で、先端的な治療に興味を持って入局しました。母校を出た後は、歯内療法を専門的にやっておられるクリニックで、さらに多くの歯内治療を経験させてもらいました。例えば、歯が痛いという患者さんに、何度治療を行っても良くならないというケースがあります。歯が割れるなど、目で見える問題がない限りなぜ良くならないか明確にはわからないし、レントゲンにも写りません。ところが顕微鏡を使うようになって、それまでわからなかった問題点が見えるようになってきました。手探り状態だった治療に、これ以上治療を繰り返しても良くならないという明確な診断が出せるようになったりと、治療の限界がわかるようになったのです。

限界を迎えた歯は抜くしかないのですか?

悪くなっているところは、顕微鏡で見ながら精密に治療を行えばいいのですが、治療の限界を迎えている歯はどうすればいいのか? 歯内治療での経験を通してそう考えるようになり、インプラント治療にいっそう興味を持つようになりました。それで、インプラント治療の症例数がかなり多い歯科クリニックにお願いして、勤務させていただくことにしたのです。屈指の症例数があり、しかも若いドクターに積極的に治療を担当させてくれるところでした。難しい症例にもチャレンジさせてくれて、わからないところは教えてもらえたし、フォロー体制もしっかりしていました。インプラントを専門的にやっておられる歯科クリニックは他にもありましたが、治療を担当するのは院長のみというところが少なくないのが現状です。私の場合は、そのクリニックに勤務したおかげで、たくさんの症例にあたって経験を積むことができました。

豊富な経験と知識で、インプラントの難症例にも対応

開業にはきっかけがあったのですか?

開業するための準備が整ったと判断したからです。インプラント治療については、さらに新しい知識や技術を吸収するために、2013年に南カリフォルニア大学に行きました。最近は国内でもインプラント治療が一般的になりつつありますが、先進的なことを学ぼうとすると、やはりアメリカで勉強する必要があります。さらに、インプラントを専門的に扱っているクリニックの後は、幅広い症例に対応している歯科クリニックにも勤務して、いろいろなことができるという自信が持てるようになったところで開業しました。

クリニックの空間づくりのこだわりを教えてください。

こだわりポイントばかりですね(笑)。例えば、歯科医院には治療用の空気を送り出すコンプレッサーや、院内の汚れた空気を吸い込む口腔外バキュームという機械があります。この2つは一体化されていることが多く、機械室の中で両方の空気が混じるおそれがあるのです。当院では、空気の質にこだわりたいので、機械室を2つに分けて、コンプレッサーと口腔外バキュームを別に置いています。また、オペ室についても徹底的にこだわり、さまざまな設備を整えています。診療用のチェアはドイツ製のものを採用しました。これは、歯を削る際にドリルのぶれが少なく、滑らかに削ることができ、摩擦熱が出にくいので痛みを感じにくくなるのが特徴です。治療の際に水を使うのはこの摩擦熱を冷却するためなのですが、このチェアは一般的なチェアの2倍の量の水が出せます。口の中の水などを吸い出す機能も十分で、歯に優しいチェアだと考えています。

インプラント治療についてのこだわりを教えてください。

インプラント治療と一口にいってもレベルがあります。通常のインプラント治療については、1本の歯につき1本のインプラント体を埋め込みますが、顎の骨が極端に少ない人の場合はこうした方法では治療できません。そこで、最大で上顎、下顎に4本のみのインプラント体を使う方式に対応しています。難易度が高く、治療を行っているクリニックはまだ多くはないのが現状です。さらに、上顎の骨が萎縮して、幅、高さともに小さくなっている人の場合には、顎の骨ではなく頬骨にインプラントを植える方式にも対応しています。インプラント治療の中でもとても難しい方式といわれており、対応しているクリニックは本当に限られています。インプラント治療を行う前には、デジタル技術を使って綿密なシミュレーションを行います。実際の治療は10分で済むという場合でも、事前のシミュレーションには2〜3時間かけることも珍しくありません。

さまざまなことを突き詰め、幅広い悩みに対応する。

口臭の診療にも対応しておられますね。

口臭の測定ができるところは多いのですが、治療に対応しているところは少ないですね。治療では口臭の強さやどの程度の距離で臭うかなどを測定します。虫歯などが原因なら治療して、内臓などから来ている口臭なら適した診療科を紹介します。治療の主な目的は、他人が臭いを感じる距離を伸ばすことです。例えば5センチ以内の距離に近づかないと臭わないというなら、日常生活に問題は生じません。もっとも、人間の嗅覚は臭いに馴れてしまうという特性があるので、本当に口臭が強い人は実は気づいていないことが多く、ご家族などに指摘されて受診されます。その一方で、マスクをした時とか、手のひらで口をふさいでハーッとした時に臭いといって受診される人が少なくありません。臭いが弱いので受診しても希望するような治療が受けられず、さまざまな医療機関をまわる方もおられます。こういうケースでは精神的な面でのケアも含めて対応します。

クリニックの名前にはどんな由来があるのですか。

患者さんを上質な空間でお迎えしたい、落ち着いた雰囲気の中でリラックスして治療を受けていただきたいという思いがあり「ロワイヤル」という言葉を使いました。本来は“王室の”という意味を持つ言葉なので、マークには馬車のモチーフを使っています。オペの時以外はドレスシャツを着てネクタイを締めているのも、空間の雰囲気にふさわしい服装で患者さんに接したいという思いからです。実は、クリニックの名は最初「北梅田ロワイヤル歯科」と決めて、ロゴマークなども作っていたのですが、ロワイヤル歯科では大人だけを対象にしているようなイメージなので、「おとなこども」をプラスしました。小児歯科の治療も得意なので、お子さんが受診しづらい名前はよくないと思ったのです。

今後の目標を聞かせてください。

歯科治療が好きなので、いろいろなことに挑戦して究めたい、いろいろなことができるようになって、一人でも多くの人の役に立ちたいと考えています。歯科治療はもともと大好きなのですが、仕事として歯科治療にあたっていると、長くやるうちに新鮮味がなくなったり、面白みを感じられなくなったりすることもあると思います。でも、常に挑戦し、いろいろなことを突き詰めているとそういうことはありません。ずっと楽しく仕事を続けるためにも、患者さんのご要望に頼もしくお応えするためにも、新しいことをどん欲に取り入れていきたいと思います。

認定証