歯みがきはいつから始めるのですか?

歯みがきの準備は、乳歯の生えるまえから始まっています。この時期の赤ちゃんは、顔や口のまわりが最も敏感なところですが、きれいな指で口のまわりや歯ぐきをさわってあげて、少しずつさわられるのに慣れさせていくと良いでしょう。
乳歯が生えてきたら、離乳食後にガーゼでみがくことから始め、慣れてきたら歯ブラシを使って歯ブラシの感触に慣れさせていくことが大切です。このとき、保護者のひざの上に仰向けに寝かせてみがく「寝かせみがき」をすすめています。頭が固定されて、お口の中が見やすくなります。寝るのを嫌がるようであれば、授乳するときのような抱っこの体勢でみがくと良いでしょう。歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、やさしく前後にみがくようにします。
1歳のお誕生日をむかえる頃までには、1日1回できればおやすみ前の歯みがきを習慣化してほしいと思います。