仕上げみがきのコツはありますか?

仕上げみがきは、子どもを仰向けに寝かせて、歯ブラシを軽い力で細かく動かしてみがきます。みがく順番を決めておくと、みがき残しがなくなり手際よくみがけます。
とくにむし歯になりやすい①歯と歯の間②奥歯のみぞ③歯と歯ぐきの境目のところは、注意してみがきましょう。うえの前歯は、上唇小帯(上唇についているヒダ)が発達しているため特に敏感なところです。上唇小帯を人差し指で軽く押さえて、よけてみがくのがコツです。前歯の裏側は、歯ブラシをたてにして、かき出すようにみがきます。奥歯は、人差し指で頬を広げるとよく見えます。
歯ブラシは、すみずみまで届くようにヘッドが小さいものを選び、本人が使う歯ブラシはかみかみして、すぐに毛先が開いてしまうため、仕上げみがき用に別にもう一本用意しておくとよいでしょう。
おやすみ前にできるだけ楽しい雰囲気で、上手にできたらたくさんほめてあげましょう!子どもがひとりで上手に歯みがきできるようになるまでは、保護者の方の仕上げみがきが必要です。